こんばんわ、ようやっと「騎士団長殺し」 1部 顕れるイデア編 読了・・・・・
いやはや、1週間以上かかりましたねぇ~・・・・
昔は、もっと早く読めたんですが。。。。。
で、あらすじ、感想。。。。
主人公は36歳の肖像画専門の画家で、3歳下の妻から突然の離婚を告げられ、訳も分からず一人で車(中古のプジョー205)に乗って東北をウロウロ。。。。。
車が壊れて、ウロウロしても始まらないとアキラメ、友人に連絡、小田原の友人のお父さん(有名な日本画の画家)のアトリエに住むことに。。。
そこから、話が急展開。。。。。
雨田具彦、免色渉、騎士団長。。。。と謎だらけの人々の登場。。。。
話の流れは、相変わらずのご都合主義。うまくつながれて読み手を引き込んでいくあたりはさすがの村上節(笑)
で、平易な文書に、ちょいとわかりにくい表現や普段使わないような漢字(音調、得心、筆致、生硬)
次から次へと、比喩に対比の連続
傍点の多用。。。。。
で、いつもながら訳の分からない存在(白いスバルフォレスターの男)
海辺のカフカのカーネル・サンダースみたいな騎士団長
んんんん、相変わらずの村上ワールド
井戸のような存在、あれもこれもセックスで。。。。
で、その中に、いろんな謎が提示され、その謎がどんなふうに説かれていくのか・・・・・
2部 遷ろうメタファー編へと続いていきます。。。。。
第一印象通りの作品ですね、ねじまき鳥と海辺のカフカを混ぜたような作品
さらに付け加えるなら、今までの村上作品を散りばめたような感じ
鍵を握るのは、13歳の少女まりえ でしょうね。。。。
このまりえ も村上ワールドのお得意パターンのような存在
ほんと、今回の作品は春樹ワールドの集大成か(笑)
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